さて、初段の意図は大分解っていただけたかと
思います。
そう、ここは
あなたの”傷”を見つける世界だったんです。
癒すって言っても
簡単じゃないので
まずは思い返すこと。
見たくないところまで
ノートに書けている時点で
あなたはすでに”勇者”です。
あなたは今まで
本当にがんばってきました。
誰かにそう言われて
心が安らぐこともあるかもしれません。
でも
あなたのことを100%知った上で
それを言える人は
この世界にひとりもいないんです。
それは
どんなに仲がよくても
どんなに尊敬している相手でも
どんなに一緒にいる相手でも、です。
だから
“勇者”のあなたから
過去の傷ついたあなたに
「よくやってきたなぁ…」
とつぶやくだけでも
してみてください。
いいんです。
何となくで。
ぼんやり天井や空でも見ながら
傷つきながら生きてきたことを
労(ねぎら)って
最後の章に、そのまま突入です。